ジョルノへの手紙 [日々] 2015年07月23日 (Thu)
18歳の時から20代のずっとを、一緒に過ごした
20代は、ジョルノとデート三昧
いつもいつも一緒に出かけてた
一番行ったあの公園。あの街。あの道。
学校にもバイトにも仕事にもこいつで行ってたし、遊びに行く時はいつだって一緒。
誰よりも愛してたジョルノの、知人から譲ってもらった時からついてたおでこのキズの所にキスして行ってきますして。
![画像(320x240)](/erika/archives/2015/07/images/14376299471.jpg)
意味なくパトロールしたり
友達と連なって走ったり
時間だけはたっっっぷりあったから、どこにでもジョルノと行った
「大好きなあの樹に会いに 行こうジョルノ 君と共に」
自作の歌を歌いながらどこへでも。
何回も色々直して走ってたけど、最後にはスターターがきかなくなって、何度もキックしてやっとエンジンかけて、それでもう乗らなくなってしまってそのままマンションの下にずっと置きっ放しにしてて。
![画像(320x240)](/erika/archives/2015/07/images/143762994713.jpg)
いつの間にか30代になって結婚して子供もできて、ずっとジョルノは止まったまんま。毎日横を通ってはいたけど、どんどんほこりかぶってくジョルノをあんまり直視しないようにしてた。このままじゃいけないなってずっと思ってはいたけど、
もう動かないジョルノ。ついに、引き取ってもらうことにしました。
ジョルノに似合う、青空と風の強い夏の午後です。
水をかけてピカピカに磨いた。ついた傷や汚れは取れないけど。なんか勝手にシール貼られてるけど。
![画像(320x240)](/erika/archives/2015/07/images/143762994714.jpg)
こじらせた青春時代、君なしでは考えられなかった。
辛い時、ジョルノで走りながらワーワー泣いて、帰ったらスッキリしてた。
誰もいないような気がした時も、ジョルノと走ってたらその時だけは淋しくなかった。
本当に、本当に、君が好きでした。大好きでした。
最後に、お別れのキスをして、さようなら
![画像(240x320)](/erika/archives/2015/07/images/143762994715.jpg)
ありがとう。