もりかわです。 -森川 葵 オフィシャルブログ-

もりかわです。 -森川 葵 オフィシャルブログ-

これから載せる文は私がAスタジオの
アシスタントをやっていた時の文です。
多分、というかなかなかに強烈なこと書いてるから
どこにも出してないはず。というか自分の中でセーブかけて
出してなかったはず。
忘れちゃったな。この感情。この文の書き方。
全てが私の中から消えてしまったもの。
積み重ねてきた物をどこかですべて終わらせてしまったせいで
色々なことを書けなくなっている自分に失望します。
ああ、なんて昔の自分は面白いんだろうか。
最近は昔の自分が作ってくれた世間への森川葵という
イメージに感謝することが多々あります。

今生きてる自分が何年後かに感謝できる自分を
生きることが出来ますように。今を生きます。
ありがとう。昔の私。

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人の人生を読んでいると心が痛い。


たまたま前回の収録と今回の収録の
資料を読むタイミングで飛行機にのることがあったので
前もってデータをダウンロードしておき
飛行機の中で空を飛びながら
みなさんの人生を読ませていただいたのですが、

はじめは意識があるんですが気付けば夢の中で、
空を飛んでいる感覚のようにふわっとした世界の中で
その資料に足の爪が剥がれるほどの喧嘩をした
と書いてあると足の爪がはがれたような
そんな痛みが身体を襲ってきたり、
久々に家族でご飯を食べられることになり
家族がご飯を食べている姿をみたら
なんだか感極まってしまったということが
書いてあると、涙があふれそうになってしまったり。

この資料達をみているとすごく心が
苦しくなることが多い。

ただのデータでしか、文字でしかないのに
全てが身体に、頭にはいってきて
勝手に映像として、感情として流れてしまう

苦しい。

でも仕事だから読まなきゃいけない。

…こうして「仕事」として人の人生を
経験している自分がすごく気持ち悪い。

ただ、分厚い資料の終わりのページに近づいてくると
年数が最近になってくるのでそうなってくると
自分のことではない、と頭がこれは自分の
ものじゃない、と、判断しはじめ
元の世界に、自分の、森川葵の人生に
引き戻されます。

ゲストさんの昔のエピソードを読んでいると
身体が文字にどんどん食べられていく気がします。

2週に一度人の人生がメールに添付されて
送られてきます。

人の人生ってそんなに小さい軽いものだったかな
と考えながらダウンロードして
この小さな端末に人の人生を記録させます。


人生ってその人の頭の中にしか本当はなくて
その人しか知らなくてもいいことばっかりで。
でも私達の仕事はそれを聞いて
それを頭から出して人に伝えていく仕事。

それによって人の共感を得たりすることも
できますが、本当だったらその人の人生のことを
知らなかった人にまで人生を知らせてしまう仕事。

こうして私は今、人の人生をよんで
こんな軽い端末に詰め込まれた沢山の
できごとを、自分の人生のことさえ
記録しきれていない、こんな脳の中に
必死になって記録しています。

いや、どっちかというと、脳に記録してるというより、
頭の中で映像化して体験してきてる
と言った方がちかいかもしれません。

こんな所に、こうして、文として、
人の足の爪の話しを例として出したり
私がもし、本当に足の爪が剥がれるほどの
喧嘩をした当の本人だったら
この文を見たらなんだか悲しくなります。

どうして、こんなところに
こんな風に、文として私の人生が
語られているのだろう。

それを仕事として、語ってくれて
ゲストとして出演してくださる皆さんには感謝です。
まだまだはじめたばかりで
こんな苦しみに襲われて、知らなくても
よかった人の人生を歩んでいて
これから続けるにあたって、
もっともっと苦しくなるのか
それとも、息の抜き方を覚えるのか
今後の自分が心配です。

息を抜けばもちろん、自分がこんなにも
しずむことはないかもしれないですが、
今の感情としては、

抜くな、考えすぎて沈め

ですかね。

人の人生を預かっているんだ。
こんなデータとしてほいと扱うからには
せめて自分自身には重く深く入れ込もう。

ですかね?


長い年月をかけて、
木から実となり甘さと苦さと酸っぱさを
含んだ果実をもぎ取って、
水分を抜いて、ぎゅっと小さくし、
運びやすくし、そしてまた水をいれる。

その水には多少甘みがついてるかもしれない
でもその甘みがあることによってより
美味しく感じられる。


その甘みと同じように、
この資料たちにはそんな甘みと言う名の
………があるかもしれない。

でも、それでも私は元の身の味をしっかりと
味わってそして、ゲストさんをお迎えしたい。

最後までこのモチベーションで
走り抜けられたらいいな。


きっと、無理だろうな。


なんて。

しぇいしぇい。もうすぐ東京に着く。

2019/03/13 (Wed) 18:29


誰かが見てるとも想像せずに
書く文には嘘が無く
本当の気持ちと声と
色が出てくる

だからインスタグラムに書く
文とこっちに書く文だと
トーンが違うし

書けることも文字数も違う

あっちに書いてる文をみながら
ああ、なんてことない
誰に向けてんだってことを書いてるし
誰の心にも刺さりすぎないことを書く

ただこっちは
自分の好きなように書いて誰か少数の
心の端にちくりとさして
指に針が刺さってしまった時のように
ぷっくりとした血が流れてくるような
そんな人間であるような文字を
書きたくなる。

なんの違いかな。

なんの違いなのかな。

あなたの心に私の針がささりますように。

ぷっくりとした血が出るような

血の通った文字でありますように。


いつか誰かにいじられた時に
きっと恥ずかしくなるんだろうな
という文が書きたい時期。

2018/12/09 (Sun) 12:21

毎日同じ場所に通うのは
高校生以来だから多分6年ぶり。

そんなに毎日違うことしてたんだ。
6年って。

6年って。

6年毎日違うことしてるのだから
もっと記憶に色々あってもいいはずなのに
あんまりないなあ、って。

振り返ろうともしてないのに
適当に6年分振り返った気持ちになって

ああ、当たり障りのないように
生きてきたのだな〜と。

毎日同じことをするのは体が慣れてなくて
毎日違う気持ちになって
毎日少しずつ言い方が変わってる自分が
好きじゃ無くて、
修正かけようと思っても元々やってた事が
わからなくなって、

迷走中。
半分過ぎたっていうのにね。

昨日の公演はそんな6年前に出会った人も
見に来てくれたよ。

がんばれ、がんばれー。

がんばるんだ、いいや、
頑張らなくていいんだ!好きに生きるが良い!
そんな風に思う相手。


私が一人でぼやぼや悩んでる時にいつも
タイミング良く連絡くれて
根気よく、私を励ましてくれる人。

いつもありがとう。

よし!今日も公演!

2018/12/07 (Fri) 16:41

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森川 葵

森川 葵

生年月日:1995年6月17日

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