資金調達とは趣味を作ること [日記]
趣味をするにはお金がかかる。
私はこれまで音楽も聞いてこなかったし、映画も、ドラマも、アニメも、どれもこれも24歳を目前にして色々人生経験として見てみたい!と思ってはみたものの、「お金がかかる」
無料で流してくれている莫大な費用のかかったドラマだって、見るには無料、といいつつ電気代がかかる。とにかく生活と脳を豊かにしようと思うと、お金がかかる。
私、大人になった。
今、親の心配していた光熱費を自分で好きなだけ、使った分だけ支払って使用することができるようになった環境にいる。
たくさんのドラマも深夜アニメも好きなだけ自由に、たくさん見ることが出来る。
でもそれだけじゃ足りなくて、録画機能を使うし、配信サイトに登録する。
昔のアニメもドラマも映画もかなりの数配信してくれている。沢山ひとつきの間に見ることによって月額分、「元が取れている」感覚に陥ることがあるのだけれど、
元々何も見てこなかった私の人生から見ると結局プラスのお金が動いているわけで、これが別に悪いことではないんだけれども、自分の人生の中に含まれてこなかった、「映画を見る」等といった「趣味」を増やすことでお金がかかる。
つまり、趣味を増やせばお金がかかる=人生経験、世の中を知ろうとする、勉強をしようとするとお金がかかる。
自分の人生を豊かに、人の見てきた物を今更自分の知識として取り込もうとすると、とにかくお金がかかる。
知らない世界だって沢山ある。
海外に行かなければ知ることのできない、見ることのできないものが沢山ある。ので、見に行きたいし、自分の「感性」とやらを育てたい。と思うのだが、なんせお金がかかる。
インプット、アウトプット
なんて簡単に言うけどアウトプットするにはそれなりの中身が必要だし、インプットするにはそれなりのお金が必要というわけだ。
そりゃあ元の知識が足りない私はアウトプットを少しするだけで、中身が足りなくなるわけだ。
頭の中が知識で豊かな人間にはきっとそれなりのお金が動いていて、知識と言う名のお金が頭の中に沢山詰まっているのだろう。
なんて言ったら怒られるのかな。
お金が無くったって知識は得られる。なんて言われてしまうのかな。
先に謝っておきます。ごめんなさい。
最近感じるのは趣味が増えることによって動くお金の金額が変わってきた。
私の中に持っていなかった知識が増えた。
知らない世界を知った。
でもまだまだ足りなくて、むしろ知識が増えれば増えるほど、お金を自分に使えば使うほど、それより広い世界が広がっていて、自分の中にあるキャパといいますか、データ容量ってこんなにも大きかったんだ、と知る。
簡単に言えばiPhoneって沢山の機能があるのにそれをほぼ使いこなしていなかったような感覚。
10GBあれば十分だろうと思っていた自分の中に収容できるデータ容量が意外にも10TB以上あることにも気付いてしまって。
さらにはその中の整理、つまり必要の無いデータは勝手に消去し、ファイルを作り整頓してくれる自分が勝手に存在していて。
知識を得れば得るほど自分の収容できるデータ容量が大きくなっていくことに驚いている。
そんなバカでかくなったデータ容量の脳みそをフル回転させて最近思ったのは
自分の趣味を増やす=お金を使う=その向こう側にいる趣味を作ってくれた人を豊かにする。ということ。
私の人生に彩りを、私の頭に記憶を、感性をインプットさせてくれてる物の全てには沢山アウトプットして、その人の人生をお裾分けしてくれてる人がいるんだな、
と。
考え方を少しだけ変えてみると、
人の頭の中にいたお金を、私の脳みそ貯金にちゃりんちゃりんと、その金額は小さいものから大きいものまであるけれど、貯金の手助けをしてくれてるのだな。
と24歳目前にして今更気付く。
なので私は脳みそ貯金に加担してくれた様々な人の回ってきたお金を資金に、さらに金額を大きくしてアウトプットして、沢山の人の脳みそ貯金に加担していきたいと思いました。
さて、ここまで読んでくださった、あなた。
この文字だけの連なりであなたの脳みそ貯金に小額でも加担させて頂けたなら幸いです。
2019/06/12 (Wed) 18:15