映画『さよならみどりちゃん』 [映画] 2010年03月09日 (Tue)
古厩智之監督。
南Q太原作。
昨日、初めて『さよならみどりちゃん』を観た。
マンガは読んでたし、てゆーか南Q太さんのマンガは好きで、たくさん持ってるし、ほぼ読んでるんだけど、(出身校が同じなんす!)映画は観てなかった。
マンガは作者の性格なのか、絵も登場人物もサバサバしててそこが好きで、でもこれを映画にしたら、生身の人間だから、重くなるんじゃないかな〜〜と思って観てなかったんだよね。
でも。
この映画は傑作だ〜〜〜!
男と女。
ダメな人たち。
カラオケ。
なんかムリヤリポップな感じ。
私の大好きな要素が満載!
このブログのカテゴリーも「映画」じゃなくて「食」にしたいくらい。美味しゅうございました。
昨晩興奮して寝付けなかったもん。
こんなすごいいいなんて。観なきゃわからないものですね。
好きなマンガや本などの原作の映画で、初めて原作超えしたかも。
西島秀俊さんがよかった〜。
西島さんは、CMと、映画『三年身籠る』でご一緒したことがあるんですよ。
『三年身籠る』の時もちょっとダメな感じの優柔不断な感じの男役で、こういう役がすごくハマるんですね〜〜。カッコいい!
ふにゃふにゃしてるくせにすごくいい体、とかずるいよ。
そんで星野真里さんがすごくかわいかった!
あの走り方を見たらキュンときたよ。なんてかわいい人なんだ。
裸で泣いてる女のめんどくささとか、客観的に見られて、大変お勉強になったよ。
あの最後の男女のシーンの絶妙な距離が、「絶品!」と思った。
観てて、指先まで固まったもん。
あの距離を的確に描けるなんて。
これがあれば私、もう恋なんてしなくていいと思った。(嘘)
あー。
で、カラオケ。
西島さんが歌ってたルパンの歌がすごい。
あんな「ルパンザサード」しか歌詞のない歌をあんなにノリノリで歌う男なんて。ダメでしょ。愛おしすぎるでしょ。
あの西島さんの歌うシーンは大ヒットでした。
あの局面で「○○してるとこ見せて」っていうセリフも、大爆笑しました。
ああ、西島さんおもしろい。
断っておくけど、ああいう男性がタイプ、とかいうわけじゃありませんYO!
おしまい。