テニスの方じゃないよ。


偶然性の核心的意味「甲は甲である」といふ
同一律の必然性を否定する甲と乙との邂逅である。
九鬼周造『偶然性の問題』


あー こんなかんじで１０年？
（いや生きてきた２４年と数月と言ってもいいけど）

１４歳のとき河瀬直美監督に出会って
事務所に入って

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珈琲豆を挽いて自分で淹れた珈琲の味が
やっとまともになった今朝。

仲良しのハルちゃんとは相変わらず
蕎麦を食べたり甘味処に行ったりしている。

先日わらび餅を一緒に食べているとき
「自分のために生きる」ということを
どのように考えているか
を彼女に伝えようとした。

しかしぼんやりとした思いだったので
伝えたかった旨の数多の断片が
頭の中でぐるぐるしてしまった。

私のしどろもどろな言葉に
彼女はいつも柔らかく耳を傾けてくれる。
その佇まいに美しさを覚えてはっとする。
落ち着いた響きのある声に安堵する。


「ほんとうの利己主義」の啓蒙書はこちら。

想田和弘監督の『演劇１』というドキュメンタリーを観て
あぁもう少し知りたいなぁと思っていた事柄が
この本の中で綴られていました。