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A Thousand Years of Good Prayers [映画]
2009.11.16 Mon今日「千年の祈り」という映画を観ました。
中国人の父と娘の物語でした。
アメリカに移り住んだ娘が離婚したことを聞き
12年ぶりに父が娘に会いにやってきます。
アメリカで暮らす娘はすっかりアメリカナイズされている。
彼女は自由な暮らしを手に入れていたが
父からするとまるで元気がなくなってしまったように見える。
娘が仕事にいってるあいだ父は
近くのスーパーで中華鍋を買ってきて
夕飯の食卓に何種類もの料理を並べます。
むすめ、ぶっきらぼう。
ぶっきらぼう娘なのは私もです、ごめんなさいとか思いながら
映画の父娘に心が寄り添っていく。
静かで簡潔な映画でした。
想像する余白がいっぱいあったのでたのしかったです。
久しぶりに映画を観る。 [映画]
2009.07.20 Mon今日『BASURA』というドキュメンタリー映画を観てきました。
関西でいつ上映されるかわからなかったので
東京にいる間に観に行っておきたかった作品です。
パンフレットに
筑紫ゆうなさんが四ノ宮監督へお送りになった手紙が載っています。
その手紙の中に
「悟りとは如何なる場合にも平気で死ぬことではなくて、
如何なる場合にも平気で生きていること」
という正岡子規の言葉が引用されていたのですが
上映前に読んだときよりも上映後に改めて読んだ今
ずっと重さを持って胸に響いてくる。
上映の前後に四ノ宮浩監督が挨拶をなさって
多くの方(とくに若者)に観てほしいと仰っていました。
東京都写真美術館での上映は
今週の金曜日までとのことなので
観に行けそうな方はぜひ!
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