2008年07月14日(月)
冷静な夫とノーテンキな妻 [アウトドア・旅(森里川海)]
今朝は「はなまるマーケット」のOAが。
(写真、いつもメイク室な気が・・する・・)
そして
帰りにおトモダチとランチをし・・
明日の撮影用の食材を買い出しして・・帰宅。
ダンナさんが
アウトドア雑誌「ガルヴィ」(実業之日本社)に連載している
エッセイを
なにげなく読んでいたところ。
(ちなみにタイトルは「シャ乱Q まことのキャンプビート」
(ドラマーですから・・))
「第12回 いざ進めよカヌー (後編)」
そーだそーだ。
先月は
「いざ進めよカヌー (前編)」だった。
福島県の桧原湖で撮影した
ライフジャケットをつけてカヌーに乗ったタローの写真が載ってたっけ。
そして今回は・・
「あらま。」
5年前に訪れた
カナディアンロッキーにあるモレーン湖で
カヌーを漕ぐ・・
私の「後姿」の写真が
ページのまんなかに。
そしてその下には
「妻の背中が勇ましい」の文字がそえてあった。
「勇ましい?」
とりあえず、読んでみよ。
「ここはカナダ、エメラルドグリーンの湖の真ん中。
カヌーのバウシート(前席)で妻は、たえまなくパドリングしている。
ボクはスターンシート(後席)で、そんな妻の背中を眺めながら舵を取る。
「向こう岸まで行こうね」と、妻。
「うん」とボク。
気温はマイナス2度、いくらライフジャケットを着ているとはいえ、
カヌーが転覆すれば2人の命の保証はないだろう。
ボクたちは今まさに、運命共同体であることを実感する。
カナダの景色は美しく、勇ましい。
そして・・妻の背中もまた美しく、勇ましく、やけに愛しく見えた。
あらためまして、シャ乱Qのまことです。ちなみに・・(・・と、つづく・・)」
え?
命の保証はない・・?
確かに
雪のつもった山々にかこまれた
その、エメラルドグリーンの湖面には
私たち以外に人影はなく
そして湖水も
5秒も手を入れていられないほど
冷たかった・・
記憶はある。
でも・・
=イコール、凍死の可能性・・。
・・考えてもみなかった。
「運命共同体・・・」
あまりの景色の雄大さ、美しさに
「すッご〜い↑↑ キッレ〜イ↑↑」
連発(笑)のヨメの背中を見ながら
あのとき
うしろでダンナは冷静にそんなコト考えてたのか・・。
5年たって初めて知りました(笑)。
きっと
心の片隅で「転覆したら・・」という恐怖を少し感じながら
そんなコトにまったく思いが至ってなさそーな
ヨメの
ノーテンキぶりが
「勇ましかった」
・・んでしょーか・・(笑)。
そしてさらには
「愛しく」思っちゃったんでしょうか・・(笑)。
あのー。
なんか、フクザツなんですケド(笑)。
・・そんな、「運命共同体」のダンナさんと・・
明日はひさびさに
その「ガルヴィ」で一緒に撮影です。
山梨まで行くから早起きだ・・。
Posted by 富永美樹 at 23時40分