富永美樹 公式ブログ「シュフ富永美樹の今日もマイスペースで。・・・ね」


2016年09月28日(水)

ちょいマニアック飲み会 [アウトドア・旅(森里川海)]



あれは まだ


真夏 の 暑いさかりのこと …


オーガニック野菜 などの お仕事 に 携わっている


高校 の 後輩 から







「 お台場 の ダイバーシティ の 屋上 に ある 農園 で


そこの野菜 を 使って


ある 有名レストラン の シェフ が 料理する


アウトドア・ランチイベント が あるので


来ませんか 〜 ? 」


との メール が …







食いしん坊 の アウトドア好き には


「 なんて 楽しそうな お誘い … (//∇//) 」


ウキウキ しながら


初めて りんかい線 ? に乗って


参加 してきました (^o^)




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着いてみると そこは


テント の 下 に


なんとも オシャレな方々 が 集っている


素敵 な 空間 …


そこで




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なんとも オシャレなお料理 を


いただいてきました 〜




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そちらで 出会った中に


環境省 に お勤め の


国立公園 の レンジャーの方々 が いまして … 。




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( ↑ この 「 森里川海 の 循環 が 生み出す恵み 」


っていう イラスト 見たときに


「 これって まさに 戸田 じゃん … 」


って 思って …


そしたら なんだかすごく 興味湧いちゃって )




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「 へぇ レンジャー ですかぁ … 」


国立公園好き としては


つい


話かけず には おれず 。 (笑)


そして


その中 の 女性レンジャーの方 と


お友達になることに まんまと 成功しまして 。 (//∇//)





彼女 が 企画してくれて


レンジャー の 方々 何人かと


おととい 飲み会 を してきました (^o^)







やっぱり レンジャーの皆さん も 当然 …


アウトドア好き なので


私が これまで 登った山 の 話 しても


「 あぁ あそこはですね … 」


みんな わかってくれるし (笑)


アメリカ で 見てきた


樹齢3000年 の 木 の 話 しても


「 すごいんですね 〜 」


めっちゃ 目をキラキラさせて 聞いてくれるし (笑)


実は 今度 尾瀬 に ハイキング に 行くって言ったら


「 この ルート が … 」


って パンフレット片手 に 丁寧に教えてくれるし (笑)


もう 私


楽しすぎて 嬉しすぎて


ビール めっちゃ 飲んじゃった 〜 (笑)







奄美 に しか いない という


カエル の 話 とか


尾瀬 の 分水嶺 の 話 とか


他にも


マニアックな話 ばかり …


マニアック ばんざ〜い


めっちゃ 喋ったわ 〜 (^-^; (笑)







今週 は 月曜 も 火曜 も 飲み会 …


今日 は 友達の家 で … (^-^;


飲みすぎ注意 な 飲み会ウィーク … (笑)




Posted by 富永美樹 at 21時07分   パーマリンク


2016年08月25日(木)

デスバレー国立公園へ・後編2 [アウトドア・旅(森里川海)]



あくる日 は とても 風の強い日 だった 。


こういう 乾いた大地 に 強風 が 吹くと どうなるか …


身をもって 知ることになる 。


「 痛い 痛い 痛い … 」


ほんの少し だけ 肌が露出 していた 足首 に


飛んできた 砂粒 が 当たる 。


砂嵐 だった


空から は 容赦のない 太陽 の 熱 …


地面 からは 砂 …


なんて 過酷 な 環境 なんだ … 。


チェックアウト を 済ませ 砂漠の 真ん中の 一本道を


再び 白い車は 進んで行く 。


その時 車窓越しに 何かが目に入った


「 あ キツネだ 」


いや コヨーテ だったかもしれない


道に沿って 走っているもの が 見えた


あばら骨 が わかるほど 痩せ細った体 と


ボサボサ の 毛並み …


それでも 一瞬見えた 鋭い目つき …


暑さのせいか 走るスピード も 遅いようで


それは あっという間に 見えなくなった


「 こんなところで よく … 」


それ以上 オットも 私も 言葉が 出てこなかった


これまで 訪れてきた …


他の 緑あふれる国立公園 で 見る 野生動物たち とは


明らかに 違っていた 。


私たち人間 が たった1日 で 逃げ出そうとしている この過酷な環境 に 生まれて


なんとか その地で 生き抜いていく術 を 教わって 身につけて


時には 自ら 編み出して


そして 伝えて 死んで行く


彼ら に とっては それが 仕事 だ


生きていく … それだけが


彼らに与えられた 使命 …


とても シンプル で とても 困難 な 使命 である 。


野生の動物たち から 考えさせられることは 多い







デスバレー国立公園 を 後にする前 に


あと 1ヶ所だけ 見ておきたいもの が あった 。


「 あそこだ ! 」


岩山 に 囲まれた 平らな 地形の中 で


そこだけは ひときわ こんもりと 目を引いた 。


Sand Dune と 呼ばれる 、 いわゆる 砂丘 だ …




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「 きれい … 」


本当は 夕方が より キレイらしい 。


しかしながら 砂丘の砂 は サラサラ で ある 。


強風 に 煽られ 空中 を 浮遊しまくる




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「 痛 〜 い 」


やっぱり ゆっくり 観光 どころではない




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あわてて 車 に 戻ろうとして


あるもの に つまずきそうになった




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枯れ木 だった 。


生えていたまま だんだん と 命尽きていった …


そんな 感じ だった




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動けるはずのない ましてや 喋れるはずもない 木 が


「 みず … 水 … 」


求めながら さまよったあげく


その場 で 息絶えた …


そんなふうに 見えた 。


「 なんか 怖い 」


曲がりくねって 生えたまま 枯れてしまった 木を見て 思った


生きようとして 生きようとして


でも 力尽きた 。


命への 執着 みたいなものを 感じた


先ほどのコヨーテ も この枯れ木 も … 。


私は この 死の谷 で


生きていくこと について 考えた


大自然の中 に 身を置くと 人は少し 哲学的 に なるのかもしれない







車 は 坂道 を 登っていた 。


海抜マイナス から 1500m まで 一気に登って 峠を越える 。


これで デスバレー とは さようなら だ


これまでも 数多くの アメリカの国立公園 を 訪れているが


ここもまた 深く心に残る 気がした 。


もう一度 行きたいか と 聞かれれば


「 う〜ん 、 どうかな 」 って 言いそうだけど 。


峠を越えたら 再び 下り坂になり


前方には また 平らな砂漠 が 見えてきた


パナミントバレー という 次なる 谷 である 。


正面 の 山 に 向かって 谷を 突っ切る まっすぐな道 が 見えた


その 行く先 は 真っ白だ




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「 突っ込むしか ないよね ? 」


「 … ないねぇ 」


オット は のんびりと 答えた


窓 が 閉まっているかだけは 確認して


私たち は 猛烈な砂嵐 の 中に 進んでいった




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バチバチバチバチ …


砂粒 が 車体 に 当たる音 が すごい


少しすると 写真を撮る 余裕 も 出てきた




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ゴールドラッシュ とかの 西部開拓 の 時代には


こういうところ を 馬 や 幌馬車 で やって来たんでしょ ?


昔の人 って ガッツあるな 〜


改めて 感心する 。


それでも 3分ほど 走ると 砂嵐 を 抜けたようで


また 視界が クリア に なった 。


車は 正面 の 山 を もう一度 上り


とうとう シエラネバダ山脈 が 見えるところまで やってきた




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今回の旅の もうひとつの 目的地 …


セコイア ・ キングスキャニオン 国立公園 は


地図 で 見ると デスバレー国立公園 の すぐ 西 に あるのだが


その 2つの 国立公園 の 間には


4000mオーバー の 山々 が 連なる シエラネバダ山脈 が あって


それを 迂回し 公園 の 西側 に 回らないと


道 が ない 。


なので ここから は もう一度 山 を 下り


シエラネバダ に ぶつかったら 進路を一度 南へ向け


山を越えられる ところまで 南下してから 再び 西へ向かい


その後 今度は 北へ走り


セコイア国立公園 を 目指す 。


ということで ここからは ひたすら オット は 運転 …


私は … まぁ 暇 ? という 我慢の時間帯 になる




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シエラネバダ山脈 を 右手 に 感じながら走る州道 は


ひたすら まっすぐだった


オートクルーズ に 設定 してしまえば


ハンドル を 切る 必要 も ない …


「 飽きない ? 」


つい 聞いてしまう


「 それは 聞いちゃ ダメ な 質問 」


オット は 苦笑い で 答える 。


そりゃ 飽きるよな ぁ …


ラジオ の ボリューム を 上げて


なんとか この ひたすらまっすぐ区間 を やり過ごし


白い車 は 右折 する


再び 山道 に 入って行くが


そこは 今までのような 枯れ果てた 大地 ではなく


道沿いには 低いものの 緑の木が 生えていた


「 きっと このへんは 少しは 雨が降るんだろうね 」


山道 を 上って下って 湖ぞいを 走り


小さな村 の スーパーマーケット で デリ を 調達 。


こんな田舎 の スーパー にも


出来合い の チャイニーズ は ある 。


やたら パラパラ の チャーハン に 焼きそば みたいな フライドヌードル 、


お気に入り は オレンジチキン とかいう


甘い醤油味 で 煮込まれた 鶏肉 …


日本人 には 本当に ありがたい 味 なのだ 。


「 さてと 」


食べ終えたら もう一度 地図 を 確認 …


まもなく ぶつかるはずの道 で 今度は 北へ向かい


国立公園 の 南西側の入り口 の 手前 あたりで 宿を探す


まだまだ先 は 長そうだった


その先 に 待つのは 生命の森 …


今度は 地球上 で 最も大きな命 に 会いに行く


そして実際 うんざりするほどの 道のりの 果てには


驚きの光景 が 待っていたのだった




Posted by 富永美樹 at 21時59分   パーマリンク


2016年08月23日(火)

デスバレー国立公園へ・後編1 [アウトドア・旅(森里川海)]



目を開けると


まだ 世の中は  真っ暗 だった 。


前夜 は デニーズ から 戻り シャワー を して


確か


8時すぎ には すでに 寝入ってしまった 気がする …


時計 を 見ると 時刻 は 午前4時半 、


トイレ に 行き もう一度 ベッド に 入ってみたが


「 さすがに もう 寝れないか … 」


いや 、 眠れない というのとも 少し 違った 。


早く 出かけたくて ワクワク しちゃって


どうしようもなく 抑えられない 衝動 …


しかし まだ さすがに 早い 


私は リュックから


「 地球の歩き方・アメリカ国立公園編 」 を 取り出して 読み始めた  。


今日 向かう先 の 予習   である 。


いよいよ あと 何時間後 には その地 に 立つのだ …


ずっと 行きたかった その場所 に …







5時 に なり


いよいよ ベッドにいることも 苦痛 に なってきた私 は


起き上がり 歯磨き を 始める


「 今日 は


特に 念入り に 塗っておかないとな … 」


砂漠 の 強烈な日射し と 照り返し に 備えて


ファンデーション も しっかり と …


窓の外が 明るくなってきた頃 ようやく オット も 動き始めた 。


まずは 朝 の  一服 …


ドア を 開けて 外 へ 出て行く 。


私も つられて 外へ 、 そして


煙 が 来ないよう オット の 風上 に 立つ


ちょうどその時 目の前 の 駐車場 の 向こう …


そびえたつ 岩山 から


太陽 が 顔 を のぞかせ始めた  。


その黄金色の輝き が 少しずつ 大きくなっていく …


ようやく 世の中 に 朝 が 来た


まもなく 出発 の 時間 だ




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ビーティ の 町 から 走り出して すぐに


どうやら 私たち は


デスバレー国立公園内 に 入ったようだった


普通 アメリカの国立公園 には 入り口 に ゲート が あり


そこで だいたい 入園料金 を 支払うのだが


なぜか ここには ゲートらしきもの は 見当たらない


「 入ったんだよね ? 」


「 地図上 は 入った … はず … 」


ということは 再び カリフォルニア州に 入ったはず だった


デスバレー国立公園 は カリフォルニア州の 東の端 …


南北 に 長く 広がる


長野県 と ほぼ同じ広さ の 国立公園 だ


前方の山に 向かって 一本道 を 進んでいく




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しばらく 走ると


道 が 2つ に 分かれるところ に 着いた


どうやら ここが 「 ヘルズゲート 」  だな


先ほど 本 で 予習したばかり の 「 地獄への入り口 」 と呼ばれる 場所だ 。


ここを 下ると 本格的 に


デスバレー = 死の谷 の いよいよ 「 谷 」 へと 入って行く


谷を見下ろす その場所 には


あずまや と ベンチ …


座って しばし 景色 を 眺める


まだ 朝の 8時前 なのにもう既に 暑かった




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「 とりあえず 水 と 何か 食べるもの


買いに行く ? 」


暑い であろうこと は 理解してきた つもりだったが


想像 を はるかに 超えた 暑さだった


この時間 で これなら 日中 は どうなるのか …


すでに 不安 に なり始めていた


まずは ここから 一番近い


園内 の 町 を 目指すことにした







谷 に 向けて 坂 を 下る


草 も 生えない


岩 と 砂 だけの 大地 … 。


乾燥した空気 と 灼熱の太陽 、


そして 岩山に囲まれた谷 という 盆地のような その地形 が


熱せられた空気 を ため込んでしまい


息をするのも 苦しいような 世界 を そこに 作りあげていた


「 まるで サウナ だね … 」


車は すぐに


ストーブパイプウェルズ という ビレッジ に 着いた


太陽 が 痛すぎて


目の前 の 土産物店 に あわてて 駆け込む 。


クーラー が すさまじく よく効いた 店内 で


お土産 を 見るふりをしながら


このあと の 予定 を 話し合う


「 これ 日中 に 色々 見て回る のは


正直 、 キケンだと 思う 」


オット も 異論 は ない ようだった


ひとまず ここで 何か お腹 に 入れて


向かい の ビジターセンター で 入園料 を 払い


園内マップ や 情報が載っている冊子 を もらったら


今宵 の 宿 に 向かおう


ということに なった


店 で サンドイッチ と 飲み物 を 買って


屋根 の 下 、 日陰 の ベンチ で 食べる


「 暑いね 」


「 ヤバいね 」


しゃべるのも 億劫になる 暑さ だった


パン の 匂い に 誘われたのか


スズメたち が 寄ってきた


「 キミたち こんな暑いところで


どうやって 暮らしてるの … 」


水とか どうしてるんだろう …


初めて スズメ を 「 すごいな … 」


思った瞬間 だった




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今宵の宿 と 言っても


実は 予約 を してあるわけではなかった


勝手に こちらが 泊まろうと考えているだけの


園内 の 中心地 、 ファーニスクリーク という ビレッジ にある


部屋数 200以上 の 宿泊施設 …


エントランス の すぐ横 に フロント の 建物 が あり


まずは そこへ 向かう




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ここまで 1泊ずつ だったので


そろそろ 連泊 して 少し ゆっくりしたかった


空いていれば 2泊分 押さえよう …


そう 話し合っていた


デスバレー国立公園 が 一番 賑わう のは 冬 だ 。


夏 は その 殺人的暑さ  ゆえ


人 が 極端に減るのだという


事実 、 5月下旬 の この時期


ファーニスクリーク に ある もうひとつのホテル は


すでに オフシーズン に 入り 休業中 だった


なので もし ここ が 空いていなければ


私たちは 再び 園外に出て 宿を 探さなければならなかったが


空いているだろう … 確信 に 近いものがあった


案の定 部屋 は 空いていて


しかも まだ 昼の 11時すぎ だと いうのに


チェックイン も できるとのことだった


「 もう 部屋 入っていいって 」


おそらく やりとりを 理解していないであろう オット に 告げる 。


せっかく の 2連泊 、 中庭 に 面した


少し いい部屋 を 押さえた


車 を 玄関前 に つけ


部屋 に 入る


「 涼しい 〜 」


エアコン 万歳 ! 私は ベッド に 倒れこんだ


そのまま どうやら 眠りにおちてしまったようだった




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寝てしまった と 言っても 1時間ほど だったようだ


まだ 時刻 は 午後2時前 …


しばらく 部屋 で 暑さを やりすごさないといけない …


なにせ 外の気温 を 測って 驚いた




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どこへ 行くにも オット が常に 携帯している


デジタル時計 …




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「 41.5℃ だって … 」


「 日陰 に 置いてるのに 」


しかも 湿度 に いたっては LL の 表示 …


湿度低すぎ計測不能 … ってやつ である


日なた に 出ることは 命を危険にさらすこと …


なんだか そんな気 さえ してくる


その時 中庭 の 向こうから 歓声 が 聞こえた


「 プール 入ってる人 いるんだね 」


この日差し の 下では やけどしていまいそうだ …


でも ここまで来て ずっと エアコン の 効いた 部屋 に いるのも


どうなのだろう … とも 思う 。


「 勇気出して 行ってみる ? 」


ようやく 水着 を 着て 部屋 を 出るのに


30分以上 かかった


45歳 … もう そんなに 勇気 は 持ち合わせていないみたいだ




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それでも それは なかなか 気持ちのいい プール だった 。


遠くに 山 を 眺めながら


ひんやり と した 水 に 入る




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優雅 に 水と戯れたい ところだったが


やはり 日差し が すごい 。


結局 20分ほど で 部屋 に 逃げ帰ることになった


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そして 夕方 4時すぎ


「 そろそろ 少し 気温下がったかも 」


いよいよ 出かけることにした 。


その前 に フロント に 立ち寄る 。


つい 数時間前 、 2泊 で チェックイン したばかり だったが


「 やっぱり ここに 2泊は


無理 な 気がする 」


いかんせん 昼間 に 全く 動きが取れない 。


この時期 日は長い …


今から 急いで 見るところ は 見て


明日 には ここから 脱出しよう …


そう 、 脱出 という 言葉が 一番 ピッタリな気がした 。


フロント で やっぱり 1泊にします … と 伝える


キャンセル料 とか 言われるかな ? と 思ったが


「 あぁ OK ! 」


なんとも アッサリ だった 。







そうと決まったら 見るべき 風景 を 見に行くだけだ 。


今日しかない と 思ったら 暑いなどとも 言っていられなかった


まず 目指すのは 西半球 の 最低地点   …


バッドウォーター Bad Water と 呼ばれる その場所 は


以前から 写真で見て 一度行ってみたい と ずっと思っていた場所 だった


「 ほんとに 白い 」


近づくにつれ その 真っ白な大地 は 強烈な日差し を 受けて


まぶしく 輝いていた




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かつては 塩水湖 だったという その場所 には


塩の結晶 が 地平線まで 続いている




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いざ 私も 大塩原 を 歩き始めたものの


暑さ と 眩しさ で すぐに 引き返す


オットに至っては 駐車場の車 の そばから 離れようともしなかった




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「 コレ … やっぱり ちょっと 無理だねぇ 」


太陽の下 に 出ると あっという間に 体力を奪われる 。


それでも 西半球 の 最低地点 に 立った …


という 証拠 の 看板 だけは なんとか 撮影して


車に 乗り込んだ


「 正面の 崖 の 白い看板 が 海抜0m らしいよ 」


暑さ で あらゆることに 興味を失いつつある オット に


今さっき 撮影した 写真 を 見せた


「 へぇ 0mが あんなに上 なんだ 」


理解 できるような できないような …


海抜マイナス86m の 地面 に 立つ という 経験 。


とにかく 不思議 な 感覚 に なる 場所だった




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このあと は 車の中 からの 観光 に 切り替えた 。




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「 芸術家たち の パレット 」 という名 の


色とりどり の 岩山 や




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バッドウォーター を 上から 見下ろす


標高1669m の ダンテスビュー …


眼下には 先ほどまでいた 海抜マイナス86m の 大塩原 が 広がり


正面 には デスバレー国立公園 の 最高地点 …


3368m の テレスコープ峰 …


標高差 3454m が 一度に 視界に 入ってくるという 眺望 …




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言葉 を 発することもなく


正面の山々 に 太陽 が 隠れるまで


ただただ 眺めていた


死の谷 に 夜 が 舞い降りようとしていた




Posted by 富永美樹 at 23時55分   パーマリンク

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富永美樹

富永美樹

主婦/フリーアナウンサー/発酵マイスター。

夫婦で環境省 森里川海アンバサダーもつとめる。

趣味はキャンプ、サイクリング、トレッキング、焚き火など。国内はもちろん、アメリカやカナダの国立公園にもテントを持って出かけるほどのアウトドア好き。

2014年に富士山麓の森の中に家を建て、長年夫婦で憧れていた(半)田舎暮らしを始める。

東京と山梨を行き来する日々の中、2015年、番組の企画で西伊豆の戸田に3ヶ月移住。

海沿いの小さな町のあたたかい人たちに触れ、番組終了後も家を借り続け、結果、「人生はいつ何が起こるかわからない」を胸に、現在は3拠点で暮らしている。

好きな言葉は「生物多様性」。(=自分らしく生きる。そして他と支え合い生きる。)

2017年、料理好き&発酵マイスターとして、発酵食品を使った簡単なレシピも載った「発酵健康本」を出版。


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