2019年11月10日(日)
知床のクマさんの話・森里川海 [アウトドア・旅(森里川海)]
この週末 は 山の家 にて …
森 や 庭 の 紅葉 眺めながら
のんびり ランニング したり
来春 に 向けて
植物 の 剪定 を したり …
あ
祝賀パレード の 中継 も 見ました …
ちょっと うるっと しちゃった …
草の上 の 落ち葉すら 美しい … (笑)
本当に 素晴らしい 秋晴れ …
令和 が よい時代 に なりますように
改めて 思いました (^o^)
そんな 色とりどり の 秋 の 森 に
なぜか 急に 咲いた 紫陽花 が 3輪 …
秋真っ盛り なのに …
「 なんか 勘違い しちゃった ? (^-^; 」
… 紫陽花 に 聞いてみたい (笑)
というわけで ようやく … (^-^;
知床話 第4弾 …
ちなみに ↑ 上は 知床 の 夕陽 …
知床国立公園 での 様々な体験 の 中でも
遠くから … でしたが
ヒグマ を 見られた …
これは とても 嬉しいこと でした
知床 の あちらこちら で
かわいらしい キャラクター にもなっている …
人気者 の ヒグマ ですが
実物 に 遭遇すると
数十メートル 離れていても 伝わってくる
大きさ と 迫力 と … オーラ ? (^-^;
やっぱり ただ者じゃない感 が …
思えば
私 が 初めて 野生 の クマ を 見たのは
15年ぐらい前 に 訪れた
アメリカ の イエローストーン国立公園で でした
園内 に 入る時に 渡された パンフレット に
でっかく 書いてあった文字 に
「 ほんとに ? 」
衝撃 を 受けたこと を 覚えています
「 グリズリーベア は
時速50キロ で 走れます 」
そうなんだ …
当時 30代半ば の 私 は ビビりました
万が一 出会ったら
「 勝ち目ない … ( 当たり前だ )
そして 逃げられもしない 」
… 瞬時 に 理解 (笑)
なので
森のトレイル を 歩くとき は 熊よけベル
& そこそこ 大声 で しゃべりながら …
とにかく これを 徹底 …
とはいえ
野生動物 を 見るのが 好きなので
連日 朝4時とかに 起きて
早朝 から 湖近く で 双眼鏡 持って
「 動物待ち 」 を してたので
とうとう 出会う時 が 来たのです
草原沿い の 道 で
「 ん ? 車 と 人 が 集まってる … 」
ついつい 行ってみたら
道 から 数十メートル の 草むら に
大きな グリズリーベア が …
そして その横 には
銃 を 構えた 国立公園 の レンジャー が
私たち に 向かって
「 もし この熊 が
あなた達 に 危害 を 加えるようなことがあったら
私達 は この熊 を 殺さないといけません
なので 熊 に 近づいたりしないで 」
懸命 に 大声 で
人々 に 訴えていました
見物人たち は ( もちろん 私も )
少なからず ショック を 受けながら
それでも
グリズリー の 今後 が 気になって
皆 わざと 大きな音 を 立てたり
「 森 に 帰りなさい 」
英語 で 叫んだり …
数十分後
無事 に 姿 が 見えなくなった時には
その場 に いた 皆 が
「 よかったね 〜 」
妙な 一体感 に 包まれて …
それが 私 の
クマ との 初遭遇 でした
なので
知床 の 自然 の 中 に 入る時 も
「 ヒグマ の 住んでいる エリア に
お邪魔する … 」
( だって 彼らのが 先に 住んでたもんね (^-^; )
という 感覚 が
すごく ありました
なので ヒグマ に 会えて 嬉しかったけど
自分 の 安全 の ため
そして ヒグマ の 今後 の ため
離れた 車 の 中 から …
遭遇 を 楽しませてもらいました
… だいぶ 長くなってしまいましたが (^-^;
かつて そんな体験 を していたことから
知床 では どうなんだろう …
とても 気になっていたので
自然保護官 ( レンジャー ) の 事務所 で
実際 に 日々
知床 の 自然 を 守っている方々 から
お話 を 伺う機会 を いただきました
そのお話 に よると
観光客 の 増加 と 共に
ヒグマ と 人間 の 距離 が 近くなり
結果 問題 が 起こって
殺処分 に 到らざるをえない ヒグマたち が
少なからずいる …
とのこと でした
レンジャー の 皆さん は
自然 が 好きで
もちろん そこに 暮らす 動物たち を 愛していて
なので
痛いほど 気持ち が 伝わってきて
少し つらくなりました …
じゃ どうしたらいいのか …
つい 聞いてみました (笑)
まず
少し離れた所 で 止まって 車から出ずに 見る
もし
届くような距離 まで クマ が 近寄って来たら
車 を ゆっくり 発進させて
その場 を 離れてあげてほしい …
というのは
子供 を 守るため
母グマ が 車 を 叩いてしまったり …
などという事例 が 過去 あって
そうすると そのクマ は
人 や 人 の 財産 に 危害を加えるクマだと
認定されてしまうそう …
そうなると つらいけれど
殺処分せざるを得なくなる とのこと なのです
… 話 を 聞いていると
人間側 の 配慮 で 回避できる可能性 も
高い のです
そして そのクマ を 殺処分するのは
そのクマ を 真似して
同じような 行動をするクマ が 増えて
結果
殺処分となってしまうクマ が 増えること を
防ぐため …
それが 大きな理由 なんだそう
しっかり 説明していただいて
切ないながらも 納得 でした …
というわけで 熱く 語りすぎたうえ …
長くて すみません (^-^;
でも
もし クマ の 住むエリア に 行く時 は
クマさん が 好きなら
ぜひ 近づかないであげてほしい …
お話 を 伺ったので 妙な 使命感 で
つい お願いです (笑)
近づかない … それが
クマたち の 幸せ に つながります
う〜ん 長かった … (^-^;
読んでくれて ほんとに ありがとう m(__)m
皆さま の 心の片隅 の どこか に
残ってくれること を 願って …
Posted by 富永美樹 at 16時38分