2008年02月15日(金)
トモダチからの電話で知った許しがたいゲンジツ [おシゴト]
犬と一緒に暮らしてみてわかったことがたくさんある。
「うれしい」
「たのしい」
・・そんなわかりやすい感情のほかにも
「散歩行くからね」と言ったのになかなか行かないと「すね」たりもするし
(ウチのタローのバアイは「伏せ」のポーズで両前足のあいだに顔をうずめ、
上目づかいにこっちを見るのが「すね」てる証拠・・)
「かわいいね」と言いながらなでてあければ、いささか得意げな顔つきもする。
そして、ゴハンの時間が近づけばこっちの動きから片時も目をそらさずそわそわ。
「へぇ、犬って「期待」とかもするんだなぁ・・」
タローと暮らし始めてもうすぐ7年。
色々な「初めて」を積み重ねて
犬もヒトも、お互いが学習を繰り返しながら
信頼関係を築いてきた。
いや、築けるよう、努力してきた。
・・そう。だって・・
犬はヒトを信じるんだもん。
・・それは、この7年でイチバン感じたことだったかもしれない。
「散歩、つれていってくれる・・よね?」
「ごはんくれる・・よね?」
「あそんでくれる・・よね?」
その目でタローはいつも訴えてくる。
「ミキさん、信じてていいんだよね?」と。
だから。
家に戻るとしっぽを振りながら顔をなめてくるこの毛だらけのイキモノの・・
いつもワタシを癒し、なごませてくれるこの、小さなイキモノの・・
私は・・信頼に足る飼い主でありたいと願っている。
それは・・友人からの1本の電話だった。
説明されるまま・・ホームページをのぞく。
そこにあったのはむごい現実。
目をおおいたくなる写真の数々だった。
でも。
いちばん悲しく、そして情けなかったのは
そんなむごい状況におかれている犬を背に
話をしているニンゲンたちの様子。
「この中の誰ひとりとして、
この犬を助けたい、と思える人はいなかったのだろうか・・」
世界には色々な感性のひとがいて
だから「アート」にはいろいろなものがあり
当然、正解もまちがいもない。
だからこの展示も(展示なのか・・?という疑問はさておいて)
「アート」という名をつけられてしまうと
「まちがい」とは言えないのかもしれない。
・・でも。
「まちがい」じゃないかもしれないけどこれは許しがたい。
私は。
協力できるみたいなのでこちらを見てみてください(願)。
http://one.coron.jp/blog/
(クリックすると・・飛べる・・(?)のやり方がわかりません・・。ごめんなさい。)
私はひさびさに嗚咽してしまいました。
Posted by 富永美樹 at 22時34分