2007年08月25日(土)
つづきのつづき・・ [アウトドア・旅(森里川海)]
アメリカの大平原のまんなかで
ちょっとだけ「哲学ちっくなヒト」(笑)になってしまったトミナガでしたが。
その後も
イエローストーン国立公園で(・・イエローストーンって
「アメリカ横断ウルトラクイズ」(古い?)で子供のころに見て以来、1回行ってみたかったのだ・・。
間欠泉がワーって吹き出すとこ・・。あ、知らない??)
バイソン(バッファロー)の親子に出会い、
「母親の愛情の深さって動物も人間も一緒なんだなぁー」と
改めて思わされるデキゴトがあったり、
(このエピソードはすんごく前、ココにも書いたかも。
でもリニューアルする前のだから、もう見れないのかな?)
カナダに近い、グレイシャー国立公園の山の中で
ビジターセンターの近くに出てきてしまったヒグマが
レンジャーの方々にライフルを向けられながら歩きまわったあげく・・
(万が一、人間のほうにむかってきてしまった場合には
その場で射殺します・・って言われて。
「うわー。頼むから山へ帰ってくれ・・」と祈りながら見てました・・)
・・ようやく山の奥のほうへ消えていく・・(いやぁ、ホント、ヨカッタです・・)
そんな一部始終を間近で目撃することになったりと、
(でもこのときは、さすがに色々考えた・・人間として)
大自然の中での野生動物たちとの「お勉強会」(人生の、ね(大笑い))は
私の人生に大きな影響を与えてくれていたのでした。
(・・っていうか、ハマっちゃって、夏休みのたびに
そーいうとこばっか行ってたんですね・・)
だから。
こないだの
「アフリカ大自然スペシャル 僕らはサルだ」
・・も途中からだったけどキョーミぶかく拝見しておりました。
お母さんチンパンジーが育児放棄してしまったために
おばあちゃんチンパンジーが必死に赤ちゃんを育てる姿、
(結局、お乳が出なくなってその赤ちゃんは死んでしまった
らしいのだけど・・)
ゴリラの群れにせまる取材陣に興味をもって寄ってくる子供のゴリラ、
でもその少し離れたところからは群れのボスが
片時も目を離さずその子供のことを見守っていて
「オマエらがウチの子になにかしようもんなら・・」という無言のオーラを出しまくっている。
でも、たぶん、「この人たちは悪いひとじゃなさそうだ・・」という、
少しだけ心を許してくれているのかな、というその感じは
画面を通してでも、すごく伝わってくる・・・。
ただ、この映像を見て、人が感じることはさまざまだ。
人それぞれ価値観が違うのだから当然だよね。
でも、
動物だって一生懸命生きていて、
その中には絶滅の危機にひんしているものもたくさんあって(ゴリラもそうだったと思う)、
それでも、私たち人間にできることはもう限られているのかもしれないけど、
だけど、私たち人間が日々、がんばって生きているように、
野生の動物たちもがんばって生きている。
それだけはまぎれもない事実で。
・・そのコラムを書いた方は
「感動を殊更に強調しすぎなのでは」と思ったらしい。
(私には、熱いキャラクターの(笑)あの俳優さんが
すごく、誠実に淡々と伝えてるよーに見えたのだけど)
でも、それも人それぞれ判断基準がちがうから、その人の批評でいいと思う。
だけど最後の1行に悲しくなったのだった。
「もっと淡々と伝えてもよかった。
しょせんは猿の世界の話なのだから」
しょせん:どうこう言っても結局は
つまるところ
多くの場合、否定的な意味の語句を伴って用いる
・・なんか猿たち、浮かばれない(笑)。
「しょせん」扱いかよ(・・って、つい、言葉悪いですが)。
うーん。もうちょっと愛があってもいいのにね・・。
あ、日が変わってる(!)
Posted by 富永美樹 at 01時23分