2007年08月23日(木)
きのうのつづき・・ [アウトドア・旅(森里川海)]
「私が好きなコト、モノ」のひとつに(またぁ〜?)
「野生の動物たちを眺めること」がある。
「・・・トミナガと野生の動物。うーん、なんか結びつかない・・(笑)」
・・という方も多いかも。
実際、私自身、「そんな自分」になるとは思ってもみなかった。
それが今じゃ、愛読書は
写真集「National Parks Of America(アメリカの国立公園)」(笑)。
それは、旅先で(もちろんアメリカなのだが)みつけたものだった。
そして、野生の動物たちとの出会いはそこからさらに2年ほどさかのぼる・・。
「デビルズタワーでキャンプがしたい」。
夏休みの計画をたてていたある年の夏、ダンナさんが急に言い出した。
スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」の中でUFOが降りてきた、黒くて台形の岩山。
その、「黒くて台形の岩山=デビルズタワー」でキャンプをしたい、
(実在する山だったのね・・(驚))
・・そういうことらしかった。
わが家にシバイヌ、タローがやってきて以来
キャンプをしたり、カヌーを始めたりと
すっかりアウトドアの楽しさにハマっていた私もこれにはビックリ。
「え?海外でキャンプすんの?」
いつもの旅よりかなり多くの荷物(テントとか寝袋とか・・その他もろもろ)を持って
今まで考えたこともない場所(笑)、
サウスダコタ州(どこだよ・・?って感じでしょ)
ラピッドシティの空港に降り立った。
そこからワイオミング州のデビルズタワー国定公園へ向かう。
さすがに心細かった。こんな田舎(ごめん・・)来たことない。
・・それでも、これはなかなかの経験だった。
夜には気温がマイナス2度になり(寒!)、
テントの外側は凍っていたが(9月だったんだけどなぁ・・)、
それでも楽しかった。
そして、この地で私は初めて、野生動物と触れ合う
(いや、もちろん、触る・・という意味ではない)
機会を得ることになるのだった
(おぉ、よーやく「本題」じゃないの?ホッとしてる方、いるよね・・(笑))。
このデビルズタワーの横には
プレイリードッグがたくさん住んでいる大平原があった。
最初は興味本位だった。「かわいい〜!」程度の感想だった。
・・でもだんだん彼らから目が離せなくなっていく。
短い草しかはえていない平原に穴を掘って家族で暮らすプレイリードッグは
いつも上空から敵(ワシとか・・)に狙われている。
だから穴のひとつひとつには「見張り?」と思われる
1匹が必ずいて、
まず様子を伺い・・
問題がなさそうなら他のプレイリードッグたちも穴から出てきて・・。
・・急いでエサを食べる。
その間にも「見張り?」くんが何かを察知すると声をあげる。
すると「他のプレイリードッグ」たちはとりあえずそこから
一番近い穴へと一目散に消えていくのだった。
これの繰り返し。
何回も何回も、「これだけ」を繰り返す。
しかもその「見張り?くん」の顔が
「オレ、こんな役、やだよ・・」って感じの泣きそうな顔
(きっと、もともとそんな顔なんだろうケド・・)。
いや、たぶん、正しくは「泣きそう」に見えるくらいの「おびえた」顔(・・に、私には見えた)。
彼らにとって「穴から出る」ということは命がけの行為だ。
でも穴から出なきゃ、「食べられない」。
つまり、「生きていく」ことができない。
「うわ・・(↓)。これは大変な人生だな・・(人じゃないけど)」
ちょっと同情した(彼らにしたらいいメイワクだ(笑)。ほっといてくれ!ってハナシだ・・)。
そして思った。
彼らは「生きていく」ということ、そのものが仕事なんだな、と。
生きて、生きつづけて、次の世代にきちんとバトンタッチをし、
役割を終えたら仕事も終わる。
「そうか・・。「生きていくって仕事」は、「大変な仕事」なんだな・・」。
改めて感じた。
でも・・。
私たち人間だってきっとおんなじだ。
それまで「生きていくこと」なんていう、
あまりに当たり前のことは意識したこともなかった。
でも、生きて、生きつづけていくための、
日々の仕事であり、食事であり、もちろん家族であり
(・・ほかにも色々あるけど)。
なにが「本題」か、ってことだ、と思った。
すべては「生きていく」ため、
そう思ったらやっぱり人間だって「生きていくこと」そのものが
仕事なんじゃないのかな・・。
そう考えると、日々、自分なりに(ココ大事!(笑))
一生懸命「生きて」いたら、
それだけで立派なことなのかも・・
・・と思えてきたのだった。
イヤな日もある、仕事がうまくいかない日もある。
そんな日でも「自分はがんばった」と思えるなら
「生きていく」という仕事においては価値ある1日だ。
(だから、落ち込む必要なんかないんだぞ!頑張れ、私!ってことだ(結局、そこかい!))
野生で必死に生きるプレイリードッグたちは、
そんな当たり前のことを改めて気づかせてくれた。
そう、野生の動物たちから教えられることはたくさんある、・・と私は思う。
で、「その新聞の記事のなににそんなに悲しくなったのか」
この文章の「本題」はそこだ(忘れてない?)。
でも、あまりに長くなってきた自分の文章に
ちょっとヒいてきたので(笑)
(だって、もう読むの疲れたでしょ・・?ゴメンね・・)
明日にしよっか?
・・って思いました。
(今度は短くまとめます!!)
あ、あと全然カンケーないけど・・。
みずりん、おめでとー。ヨカッタね!
(同期です・・)
Posted by 富永美樹 at 23時53分 パーマリンク
2007年08月22日(水)
少しカナシイ気持ちになってしまった昨日の夜のコト [アウトドア・旅(森里川海)]
「私が好きなコト、モノ」のひとつに
「新聞をすみずみまで読むこと」がある。
(あ、とはいっても、もちろん全部は読めないので、
キョーミあるとこはじっくり、ほかは見出しだけ・・的読み方なんだけどネ)
一日のおわり、仕事も家事も終わっておふろにはいったあと、
「ふー」。・・と床にすわって
化粧水をパタパタしたり、
クリームで顔のマッサージをしたりしながら、
(「はなまる」で取材させてもらった「造顔マッサージ」のカンタン版・・まだやってるのだ・・)
新聞を読むひととき。
「はぁー。今日1日も無事終わったなぁ〜」
(・・でも読んでるのは朝刊・・。しかもだいたい日が変わってからだから、
すでに「前の日の朝刊」になってるモノ・・(苦笑)。
だって、朝、時間ないんだもん・・)
・・と、心からリラックスできる、大好きな時間だ。
昨日の夜も(あ、もう日変わってるからおとといだ)そんな感じだった。
まずはスポーツ新聞をチェック
(これはね、局アナ時代、スポーツを担当していたときの名残・・。
ま、純粋に「スポーツ」が好き・・というのも、もちろんありマス・・)。
そして一般紙にうつって1面から、最後にテレビ欄。
だいたい一番最後に読むのが、
あるテレビ番組をとりあげて記者の方が「感想」的なものを書く「コラム」のような記事。
(私もいちおー(笑)、「テレビのひと」でもあるので・・)
きのう(あ、おととい)は・・
「アフリカ大自然紀行 僕らはサルだ!」。
「あ、コレ、見た見た〜」(帰ったのが少し遅かったので
途中からだったんだけど・・)
と思いながら、なにげなく読み進んでいったのだけど。
最後まで読んで
「・・・・・」。
ひさびさになんともいえない気持ちになってしまい・・。
なんか、私、めずらしくちょっと語っちゃうかもしれないので(笑)、
でも明日ラジオでさすがにもう寝ないといけないので(笑)、
また明日の夜、
・・・語らせてください(なんなんだ?)。
おやすみなさ〜い!
Posted by 富永美樹 at 03時40分 パーマリンク
2007年08月20日(月)
この夏のハマリもの。 [日々のごはん]
「私が好きなコト、モノ」のひとつに
「プチトマトの湯むき」(うーん、地味・・)がある。
そう、プチトマト。
トマトじゃダメなのだ。
プチトマトじゃなきゃ、あのトキメキ(トキメキ?)は味わえない。
(ゴメンよ、トマト・・)
・・・そうなのだ。
湯むきされたプチトマトの、あの、
小さくて繊細そーな、でも宝石のよーに(言いすぎ?)赤く輝く、
あの、かわいらしいルックスを見るたびに
なぜか心、トキメいてしまう(笑)。
(たぶんなんだけど・・
女のヒトって、小さくて、赤くて、丸いモノにヨワイ気が)
・・・そんな、
見た目のかわいらしさもさることながら、
甘酸っぱいあの味も、私の中では評価が高いプチトマト、
もちろんウチの冷蔵庫の常連さんなのだが、
この時期は湯むきのあと、甘酢(単純に砂糖とお酢のみ)に漬けられた状態で保存されてることも。
(ひんやりと甘く、でもすっぱさで体もシャキッ!
まさに夏バテ対策な1品・・)
でも今年の夏、トミナガが一番ハマっているプチトマト、
いや、野菜の食べ方は
「おひたし」。
・・この呼び名、あってるのかなぁー?
昆布とカツオで濃いめにおだしをとって、そこに塩をすこし。
そのおだしを冷やして、その中に
湯むきしたプチトマト、下ゆでしたアスパラやブロッコリ、はたまたお豆腐も浸しちゃったりして。
・・こんなふうに浸したまま(だから「おひたし」でいいんだよね?)、
冷蔵庫で1晩、2晩、3晩・・。
夕飯のときにちょこっと出したり、おつまみにしたり。
(かつおぶしをかけて・・)
もともとは、
よく行くモツなべやさんの「お通し」として、
これの「アスパラガス」が出てきまして。
で、噛んだ瞬間、口中に広がった上品なおだしの味に
「うわぁ〜、夏はこのひんやりおだしの味、いいなぁー」って一目ぼれ
(そんな言葉があるなら「一口ぼれ」のが正しいが・・)。
以来、色々な野菜を試してみたりと、すっかりハマってしまったこの「おひたし」。
ダンナさん的にも
「いやぁ〜、西っぽいわ〜」
(関西風で上品な味・・ということみたいです(笑))と、
今のところ好評です。
Posted by 富永美樹 at 01時40分 パーマリンク
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